SDGsの取り組み

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未来を救う食品となる昆虫食の開発・生産

近年SDGsという言葉を耳にすることが多くなりました。 SDGsとは「持続可能な開発目標」とされ、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
ハイジェントでは、その中のひとつである「飢餓をゼロに」への取り組みとして、昆虫食に注目し食用コオロギの養殖を始めました。コオロギは非常に省スペースで効率的に飼育が可能です。 牛や豚などの家畜を育てるためにはコオロギと比べて多くの飼料、水、空間が必要となります。牛は多くのゲップ(メタンガス)を発生させその量は世界全体で8,000万トン/年と試算されています。また、メタンガス の温室効果は二酸化炭素の約20倍とされ環境問題にもなっています。それに比べ、コオロギはCO2の排出も極めて少なくメタンガスを発生させずに育てることができます。
まだまだ日本では馴染みの少ない昆虫食ですが、世界規模で考えれば必然と必要不可欠な食材になるのではないでしょうか。サステナブル、つまり持続可能とは「将来にわたって同じ状況・環境を維持し、今と同じ営みを永続的に続けていくことが可能であるさま」を意味します。食用コオロギの養殖はまさにサステナブルであり、食用コオロギは人間が必要とするタンパク質を永続的に生み出すスーパーフードと言えるのです。ハイジェントでは、この食用コオロギを安全、且つ永続的に生産し、将来を見据えた社会的意義のある活動を推し進めていくと共に、ひとりでも多くの方に「美味しい」といっていただける食用コオロギの生産を行ってまいります。